「クラッシュ」と「シンシティ」レンタルで借りてみました。
どちらもそこそこおもしろかった～。

「クラッシュ」はアカデミー受賞のヒューマンドラマです。
ヒューマンドラマジャンルはいかにもわざとらしいお涙頂戴シーンが多いので、恋愛ドラマの次に嫌いなジャンルではありますが、お店でdvd物色中にうんこしたくなってしまったので、てきとーに借りてきました。

あまり期待してなかったのですが観たらけこうおもしろかったです。
たしかにお涙頂戴なんですが、題材がアメリカ人の奥底に流れる人種差別をテーマにしてるのね。
日常会話の端々にチクチクと流れる人種差別がみていておもしろかったですｗ。
フルメタルジャケットの鬼軍曹の糞言葉をおとなしめにして陰険にしたような面白さがありました。

黒人差別、中東差別、中国人差別、イタリアかスペイン人差別といろいろな差別があったのですが日本人差別はなかったな～。
残念。
保険申請を却下するサラリーマンが日本人っぽかったけど、彼に対する差別はなかった～。
あれか、ハリウッドにとって日本市場はとてもでっかいマーケットだから遠慮したのか。

でも今日本は右系化が進んでるからな～。
へたに日本差別を表現すると祭りになって田代砲炸裂予想。

「シンシティ」もけこうおもしろかったです。
ストーリーはまーたいしたものではないのですが、映像やらアクションやらが小気味良かったです。
キルビルみたいな感じの映画～。